硬式野球部

DATE:2025.09.18硬式野球部

武富が豪快な本塁打! 接戦を制して勝ち点1獲得!

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勝利投手となった仲井(撮影?菅原稜太)
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先制打を放った出村(撮影?大岸颯太)
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3点本塁打を放つ武富(撮影?菅原稜太)
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3番手として登板した鯉川(撮影?大岸颯太)
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猛打賞の小林(撮影?大岸颯太)
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打撃好調な渡邉旭(撮影?大岸颯太)

大发888体育_dafa888唯一登录网站-【官方认证】7年度東都大学野球秋季1部リーグ、対東洋大2回戦が9月17日、ジャイアンツタウンスタジアムで行われた。前日の大事な初戦に勝利した駒大は、勢いそのままに、打線が13安打と爆発。終盤に東洋大に追い上げられるも、継投で逃げ切り勝利。勝ち点1を獲得した。

スコアと戦評は以下の通り

対東洋大2回戦
チーム/回
駒大
東洋大

◆戦評

試合が動いたのは3回表。1死から①小林伶斗(政4)が左安で出塁する。二盗も成功させ2死二塁とすると前日に先制打を放った③出村夢太(法4)が右中間への適時二塁打を放ち、2日続けて主将の一打で先制に成功する。

5回表、先頭の⑧疋田悠真(仏3)が右安で出塁すると⑨武富航佑(市2)も左安で繋ぎ無死一、二塁とする。続く①小林の犠打が池田(東洋大)のミスを誘い、内野安打とする間に2塁走者疋田が一気に生還し、貴重な追加点を奪う。

6回表、先頭の⑥渡邉旭(現4)が右安で出塁し、その後盗塁と⑧疋田の右安で繋ぎ1死一、三塁とすると⑨武富が右中間へ特大の3点本塁打を放ち、島田(東洋大)を攻略する。球場の雰囲気が駒大ムードに包まれる中、なおも2死一、二塁とすると④眞邉麗生(法2)が適時内野安打を放ち、さらにリードを広げる。

2回以降無安打の投球を続けていた先発の仲井慎(法3)だが、7回裏に先頭の池田(東洋大)に中本塁打を浴びる。さらに1点を返され2死二、三塁と続くピンチで高山(東洋大)に右中間を破る適時二塁打を放たれ、2点差へ詰め寄られる。ここで仲井から本間葉琉(法3)へと継投。次の打者を打ち取り、火消しに成功する。

8回裏、本間の後を受けてマウンドに上がった鯉川晴輝(法2)が2死一、二塁と一打逆転のピンチを招くも、高中(東洋大)を見逃し三振に打ち取り、流れを渡さない。

鯉川は勝利がかかる9回裏も続投。東洋大打線を三者凡退に打ち取り、6対4で勝利。2連勝で勝ち点1を獲得した。

次戦は、9月24日に明治神宮野球場にて、亜細亜大と対戦する。

◆インタビュー

◆香田誉士史監督

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ーー3季ぶりの1部の舞台で開幕週から連勝で勝ち点。今日のゲーム内容を振り返ってどうか
「1戦目に続いて仲井が、見ての通りしっかり試合を作ってくれた。後半のところは当然やはりこの気温だし、球数とかいろいろなものもあるし、流れもあるしというところだが、よくそういう中で粘ってくれて試合を作ってくれたと思う」

ーー打線も活発で相手エース島田から2桁安打、大量得点だったがどうか
「打とうと思って当然練習をしてきたし、強く振ろうと思ってやってきた。好投手ではあるが、初戦に投げてなかったり、あれと思うところもあったりと本調子かどうかというところもあったかなとは思うが、そのような投手からあのように打てたのは嬉しい」

ーー開幕週で勝ち点を得られたことはチームにとってどのような意味があるか
「(仲村)竜であったり、仲井であったりというようなところが本当にチームに勇気を持てる(投球をして)、そしてこのように勝ち点を取ったというのは本当に勇気になったと思う。夏もしっかりやってきたつもりではあったが、それがまず初戦どうなるのかというところはみんなやはり少し不安なものもありながら、やるぞという気持ちの中で(試合に)入っていった。それがこういう形でまず当然、苦しい、厳しい試合だったが、粘って勝ち点になったということは勇気になった。ただ安全圏ではない。次は亜細亜大との試合。やはり2連敗してるというところは当然、躍起になってかかって来られる。うちがそれを受ける立場ではないので、うちの方がかかって行きたいなと思っている」

ーー島田投手と対戦するにあたり、具体的に策を選手に伝えたか
「特にない。昨年も2部で秋に戦っていたので、いい投手であるということは分かっていた。その中でまず入り、いい時はとんでもなく良いし、今日はどうなのかという(のを見て)早い段階で、対応しようと思っていた。だが、いい感じで(打線が)振れていたので、特に指示は出していない」

ーー春は全試合1番、2番を固定していたが、(1番小林、2番鈴木塁(政3))今日は2番に永野陽大(仏2)、7番に鈴木だった。これはどのような意図があるのか
「永野の2番も今までやっていたので、(鈴木)塁を1個何かちょっと気持ち的に楽にというような感じ。小林も当たっていて、永野がバントを割とすんなり決めていたので。(2番に永野、7番に鈴木になった)何かあえて思い切って変えたという意識はない。適材適所のイメージで変えた」

ーーリードを守り切った救援陣に対しての評価は
「1戦目も(仲村)竜が投げて、ブルペンは準備をしていたが投げきってくれた。今日もいい感じで仲井が投げてくれて、ブルペンはいろいろな場面の中で準備をしていてくれた。そこからワンポイントで本間、鯉川というところは予定通り。しっかりと準備をしてこういう緊張感の中でよく投げきってくれたなと思う。まだ鯉川は2年生だが、怪我上がりであのような緊張感の中で投げ切ったということは自信になると思うし、すごくいい繋ぎをしてくれたなと思う。粘ってくれた」

◆仲井慎(法3)

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ーー今日のピッチングを振り返って
「前半は結構、思い通りに(投げられた)。この夏のオープン戦では全然自分の思い通りに行かなかったが、前半に関しては自分の中でも、結構良かったのではないかという風に思っている。ただ、やはり後半、バッターが3巡目になって来た時の対応の違いというのは、1部と2部を比べると全然違うなと実感した。そこは次の亜細亜大戦、青山学院大戦で、もう1個修正したい」

ーー1部と2部の違いというのは具体的にはどのような違いか
「基本的にアジャスト能力だと思う。何打席、何球と見た後にアジャストしてくる確率というのが1部の方がやはり1つ2つくらい上回っていると感じた」

ーー今日で言うと、どの場面か
「やはり3巡目で回って来た時に、1打席目、2打席目とは違う対応の仕方というのを感じた」

ーー6回まで無失点。手応えを掴んだ部分は
「前半に関しては結構変化球でもカウントが取れたり、空振りも取れていたが、後半は少し勝負を急いでしまって甘めに入った部分があったので、そこかなという風に思う」

◆武富航佑(市2)

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ーー7回表の本塁打の打席を振り返って
「(仲井)慎さんが粘り強いピッチングで0に抑えてくれていた。周りも繋いでくれたので何とか1本出したいなという気持ちで打席に立った。結果的に思いきり振って、あの様な形になりとても素直に嬉しかった」

ーー打った球種は何か
「ストレート」

ーー狙っていたのか
「狙っていた。真っ直ぐが強いと分かっていたので、思い切って真っ直ぐを打った」

ーーリーグを代表するようなエースから1発が打てたというのは大きな自信になるのではないか
「そう思う。でもこれからも色々なピッチャーがいると思うので、1戦1戦1球1球ちゃんと勝負していきたい」

ーー本塁打を打った瞬間はどう思ったか
「芯で捉えられたので、外野には絶対行くなと思った。本塁打だとは分からなかった」

ーー初戦に続いて非常に良い打撃だったが、自分の持ち味は何か
「自分の持ち味は、真っ直ぐをちゃんと打てるとこだと思うので、そこは変わらずピッチャーと対戦していきたいと思っている」

ーー島田投手に対してもそんなに難しいかなという感じはなかったか
「真っ直ぐが強いというのは分かっていたので、もう真っ直ぐを意識しながら打席に入ろうと思って立った」

ーー向上高時代の高校通算本塁打は何本か
「13本」

執筆者:大岸颯太

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