
仲村が9回無失点の好投 開幕戦、完封勝利!




大发888体育_dafa888唯一登录网站-【官方认证】7年度東都大学野球秋季1部リーグ、対東洋大2回戦が9月17日、ジャイアンツタウンスタジアムで行われた。昨季、2部優勝し、大发888体育_dafa888唯一登录网站-【官方认证】7年度東都大学野球春季1部?2部入替戦を制して1部復帰を果たした駒大が、秋季リーグ開幕戦で見事なスタートを切った。開幕戦の相手は東洋大。駒大は投打がかみ合い、終始試合を優位に進め、完封勝利を収めた。
スコアと戦評は以下の通り
東洋大1回戦 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
チーム/回 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
東洋大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
駒大 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
◆戦評
駒大の先発マウンドを託されたのは仲村竜(営4)。仲村は初回、相手打線をテンポ良く三者凡退に抑え、試合の主導権を握る立ち上がりを見せる。その好投に駒大打線もすぐさま応える。
1回裏、先頭の①小林伶斗(政4)が左安で出塁。②鈴木塁(政3)の投ゴロで小林は二塁でアウトとなるも、その後鈴木が素早く盗塁を決め、得点圏に進む。ここで、主将である③出村夢太(法4)が右前適時打を放ち、駒大が先制。チームに勢いを与えた。
2回裏にも駒大打線は攻めの姿勢を崩さず、満塁のチャンスを作って相手にプレッシャーをかけ続ける。追加点こそ奪えないが、気持ちを切り替え、試合の流れを保つ。
守備では仲村が圧巻の投球を続ける。4回表、5回表にはいずれも併殺打でピンチの芽を摘み、相手打線に反撃の糸口を与えない。
中盤の4回裏、先頭の⑥渡邉旭(現4)が中安を放ち出塁。続く⑦永野陽大(仏2)が犠打を成功させ、チャンスを広げると、⑨武富航佑(市2)が右適時打で追加点を挙げた。
8回表には四球で相手を一、二塁に進めるも、粘後続を打ち取り無失点で切り抜けた。勝利が見える駒大は、仲村の一球一球に大きな声援が飛び、一体感に包まれる。
迎えた最終回、9回表も仲村は変わらぬテンポと集中力で三者凡退に抑え、9回無失点の完封勝利を飾った。
試合を通して駒大は、安定した守備と繋がる打線で終始試合を支配。投げては仲村が相手打線を寄せ付けないピッチングを披露し、快勝。1部優勝を目指す駒大にとって大きな一歩。勝ち点獲得がかかる次戦にも期待が高まる。
次戦は9月17日、ジャイアンツタウンスタジアムで行われる。
◆インタビュー
◆香田誉士史監督
ーー1部復帰後、白星発進となったが
「竜に尽きる。先発として8月のオープン戦をやってきたが、それとは違う空気感がある中で、『勇気』やリズムのある投球をしてくれた。常日頃から、このようなピッチングを目指して来ていたが、粘って完封してくれた。今後良い事ばかりではないと思うが、このような事を粘ってやっていくチームを目指してやって来ていたので、ただの1つにしか過ぎないが竜に尽きる。よくやってくれた」
ーー流れを呼び込むという点については初回に先制点を挙げた事も大きいと思うが
「竜がいいスタートを切り、そして小林が先頭で出塁してくれた。そこで皆の『勇気』が出た。その後にバントのミスはあったが、キャプテン(出村)がタイムリーを打ってくれた。本当に4年生が引っ張ってやってくれた所に、他の選手の『勇気』が湧いて引っ張られた」
ーー2回には満塁のチャンスを作るも畳み掛けられずに無得点
「1部リーグの中でそんなに得点が出来るとはそもそも思っていない。『1点でもとれる時にとれれば、良しとしよう』と。欲をかくと、慌ててみたり、前に突っ込んでみたりしてしまう。それが逆にディフェンスの部分で出てきてしまう中、チームとして切り替えもしっかりと出来ていたので、『いつもの感じだ』と。4点や5点をとれるとはそもそも思っていなかった」
ーー完投は予定していたのか
「竜とはそのような話はしていない。しかし、自分の中の信号が黄色、赤色というようにバロメーター的な物ではいけると思っていたので、タイムを挟んで様子を見た時に大丈夫だと思った。ただ9回などは四球などでリズムが乱れてきたら継投という事は充分考えていた」
ーー(自分の中の)信号が黄色に差し掛かったのか
「薄黄色になるくらいの浮いた球はあったが、多分粘るだろうと思っていた。(相手が)打ち損じをしてくれたので、1つ踏みとどまってくれた」
ーー四球が続いても黄色まではいかなかったか
「(リードが)2点なので、2つ続けば考えなければならないなとは思っていた」
ーー長いリーグ戦になるが、初戦の完封勝ちというのはどのようか
「どのチームにもエースの位置にいる選手がいて、長いイニングを投げてくる。なので、今日竜がこのようなピッチングをしてくれたのは本当に嬉しい。ビギナーではないというような、2部から上がって来たばかりで、格好つけてくれた。その姿をチームに見せてくれたし、他チームにも示しをつけてくれた。ただ、昨年自分が就任してすぐの春季リーグ戦で中央大に初戦勝ったけれどその後がガタガタと行ってしまったので、長いリーグ戦なのでしっかり気を引き締めるが、本当に嬉しい勝ち方だった」
ーー監督の口から『勇気』という言葉を聞くが、初戦という事や、1部に上がったばかりでどうなるかなという思いがあるからなのか
「(選手は練習を)やってきた自信はある。社会人チームなどの格上の色々なチームとやりながら自信をつけて来た。リーグ戦の入りの中で、不安も持ちながら入ってきたが、その中で今日の試合はやってきたことをしっかりと出せた。初回からも『勇気』が出たし今日の試合でも『勇気』が出たという意味」
ーー先発メンバーのうち、5人が4年生だったが、これは気を遣ってのことか
「関係ない。いつもの流れであり、4年生に温情や気を遣ってという起用ではない。結果引っ張ってくれたし、ミーティングでも最後引っ張ってやってくれという話はした。別に情で出している訳ではない」
◆仲村竜(営4)

ーー今日のピッチングを振り返って
「それなりに良かった。課題点は沢山あるので、次に向けて修正してまた次の戦いに向けて準備するだけ。そこは切り替えてやっていく」
ーー具体的に出た課題点は
「終盤にかけて下半身の粘りが緩くなってしまい、それで体が開いて思うように投げれなかった回が多かった。それで変化球が甘く入ってしまい、強い打球を打たれたりする事があったので、そこをしっかりと投げきれるようにまた沢山練習して修正していく」
ーー8回には四球が続き得点圏にランナーを背負ったが、疲労から来たものか
「疲労も多少あったが、前の回の攻撃があのような攻撃(三者凡退)で、何か動いてくるとは思った。それまで四球が0で来てて、動くとするならこの回だなという中、自分の四球から始まったので、深くは考えてはいなかったが、四球を出しても周りに守ってもらえれば良いという感じで投げていた」
ーー初戦のマウンドを託された心境
「特に緊張する事もなく、チームでやってきた事を出せれば良いと思っていた。何も背負う事なく、皆を信じて投げられていたので緊張などは何もなかった」
ーーオープン戦では最長何回まで投げていたか
「夏は5回まで」
ーー先程「粘れなかった」とあったが、そこで「いけるな」と思ったのか。それとも「辛いな」とおもったのか
「辛いなとは思っていない。自分が粘るしかないと思っていたので、特にマイナスに考える事はなかった。逆にもっと考えられた。そういう点では、下半身が使えてないというので、修正出来た」
ーー良かった点は
「浅いカウントで、ボール先行になったのがあまりなく、ストライク先行している中で打者の芯をずらして打ち取る事が出来た。そこが自分のピッチングのスタイルなので、それが良かった」
ーー直球が軸だったと思うが、良かった変化球はあるか
「スプリット」
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